寿福寺

寿福寺さんも3回目だ。
今回もこれまで同様、寺務所では留守番の奥様から書き置きの朱印をいただけるものだと思っていた。
寺務所のチャイムを押す。
「すいません・・・朱印お願いできますか?」
「はいわかりました・・・少し待ってください。」奥様の声だ。
やはりいつもと同じだと思った。

そのあとちょっと待って寺務所の窓から顔を出したのは住職様だ。
初めてお目にかかった。
「すいません・・・お大師様の朱印を頂きたいのですが・・・」
朱印帳を渡す。
朱印を書きながら住職様がつぶやく・・・
「うちは禅宗なのでホントはお大師様とはちょっと違うんだけどな・・・、だってお大師様は真言宗でしょ!?」
確かに寿福寺さんは臨済宗だ。

「ハァ、そうですね・・・」
でもそんなこと自分に言われても正直困る。
それてもお大師様の7番目霊場なのだ。

また住職様がつぶやく・・・「でも書いてくれと言えば書くけど・・・」
そしてその相模7番目の印を自分に見せて「このために、この印があるんだよ・・・」と言う。
「ハァ、そうですか・・・」

複雑な気持ちで朱印を頂いた。
ありがとうございました。
帰りながらそーだ・・・せっかくいらっしゃるのだから他の霊場の朱印も朱印帳を別に用意してもらっておけばよかった。

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