浄光明寺

二十四地蔵第16番の朱印。
 
二十四地蔵第17番の朱印。
十三仏第9番の朱印。

 朱印を頼んだ奥様がおそらく書いてくださったものだろう。
ありがとうございました。


浄光明寺さんへは英勝寺さんへの手前の踏切を越えて行く・・
いい具合に鎌倉駅から来る横須賀線をパシャ!!
 ちょっと歩くと浄光明寺さんだ。
ここでおもしろいことが・・・
 寺務所玄関でビンポーン!
「地蔵16.17番と十三仏9番ください・・・」
「わかりました・・・こちらでお待ちください・・・」
「はい・・・」
寺務所の奥様だろーか優しい声で対応してくれた。
 そのとき観光客だろーか、なんかの鎌倉雑誌を片手に朱印を頂こうとご夫婦も来た。
奥様が「それでは一緒に書くので朱印帳をください・・・」とそのご夫婦に。
 さらに寺務所の奥様が尋ねる。
「何の朱印ですか?」
ご夫婦の婦人が答える。
「こちらの朱印です」
・・・寺務所の奥様とそれを聞いている自分、「?・?・?・?
寺務所の奥様がわかりやすく尋ね直す。
「ご本尊さまですか?、それとも観音様ですか?」
 えらいね・・・さすが奥様、メジャーな選択肢としてご本尊と観音様の2つをあげたのだ。
ここで奥様が、「ご本尊さまですか?、それとも観音様ですか? 二十四地蔵ですか? 十三仏ですか?
二十四地蔵でしたら何番ですか?」って聞いていたらこのご夫婦は二度と鎌倉にはこないだろー。
 それでも婦人は何を言っているのかわからない様子だ。
ここでまた若い女性2人連れが朱印帳を片手に持ってきた。

 そして先ほどの婦人が答える。「・・・・じゃ全部」
自分は心のなかでプッ・・・!
 奥様は優しいね・・・婦人に諭す。
「これからお寺を廻られるのなら何の朱印が欲しいのか、いろいろあるからちゃんと言わなきゃお寺のほーもわからないのよ!!」
   そりゃそーだ。
かくゆー自分も朱印集めを始めた最初のころは1つのお寺には1つの朱印しかないと思っていたのだから・・・
 観音様だろーが阿弥陀様だろーが閻魔様だろーが1つのお寺には1つしかないと思っていたのだから。ご夫婦がわからないのも理解できる。
 ところが途中からこの会話を聞いていた若い女性2人連れ。
寺務所の奥様が2人に「朱印帳を皆さんと一緒にお預かりします。・・・でなんの朱印?」
 ・・・・2人連れの女性の1人が言う。
「・・・・・・・前の方と同じで・・・・」
 腹の中でわろーた・・・わろーた、大爆笑だ!!
 朱印を待っているあいだ、この方々をみているとホントに声になって笑ってしまうので本堂を見ていた。

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